寝ても寝ても眠い!
どんなにたくさん寝た後でも、眠たいときってありませんか?
しっかりと睡眠時間を確保しているはずなのにそれでも眠い。そんな「過眠」の症状はもしかしたら「脳」がきちんと休めていない証拠かもしれません。 そこで今回は脳からしっかりと睡眠が取れるコツをご紹介します。
何もしていないときでも脳は活動し続けている
何も考えずにぼーっとしていたとしても、実は脳は働き続けていて、むしろそんな時の方が脳は活発に動いている、ということが近年の研究でわかってきています。
早めに寝ても朝起きたときにぼんやりしてしまったり、日中に眠気を感じたりするのは、もしかしたら脳がしっかりと休めていないことが原因かもしれないのです。
脳は、「デフォルトモードネットワーク」といって、無意識のうちに活動してエネルギーを消耗している機能があります。この働きが時に暴走し、過去への後悔や未来への不安などネガティブな雑念を生み出しやすく、意識していない間でも想像以上に脳を疲れさせてしまうことがあるのです。
脳を休めるコツは「集中」すること
これらの雑念を意図的に出来る限り取り除き、脳に疲労物質を溜め込まないようにするには、マインドフルネスや瞑想、呼吸法などを利用しながら「集中」することです。
ご自身で実践しやすいものとしておすすめは、呼吸法です。とくに、同じ秒数で吸って、キープして、また吐き出す、この繰り返しをするだけでも十分脳の疲れはスッキリします。仕事中でも一度手を休めて行うとリフレッシュでき、仕事の効率が上がりますし、眠る前に行うことで脳がスッキリして、雑念なく眠りに集中できます。
例えば5秒で大きく息を吸って、5秒キープ、5秒で吐き出す、という具合で、慣れてきたら徐々に秒数を増やしていくといいでしょう。
脳を休めるためにはヘッドスパも◎
さらに、時間のない忙しいビジネスパーソンにおすすめなのが、「ヘッドスパ」です。
頭皮をもみほぐすことで、緊張状態だった脳の働きを緩めていき、夜ぐっすりと眠れるように導きます。日頃の相談ができるお気に入りのサロンを見つけてもいいですし、入浴時や睡眠前にご自身で軽く頭皮マッサージをするだけでも心地よく入眠できます。
普段目一杯働いてくれている脳をほんのひと時でもゆっくり休ませて、少ない睡眠時間でもスッキリと目覚められるよう、試してみてはいかがでしょうか。